

私も一応榊原ゆいさんのファンのつもり(アルバム買ったりしてた程度には)ですが、「オタ芸」の件で結構な事態になっているようです。
私はオタ芸について全く知識もなければ、ライブについてもロクに知らないので
ただの外野ですが、外野なりに集めた情報で少しだけこの件について考えを巡らせることにします。
「オタ芸」の存在をはじめて知る
いつも見てるブログの記事に
榊原ゆい 「オタ芸は迷惑なのでやめてください」というエントリーがあって、そこで初めて「オタ芸」というものの存在を知りました。
すごい数のブクマ。
はてなブックマーク - 榊原ゆい 「オタ芸は迷惑なのでやめてください」 ここどまりで集束し、普通に消費されていくニュースだろう……と思ってたんですが、そうはいかなかったようです。
Yahoo!ニュースなどに波及
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「オタ芸は禁止!」声優の榊原ゆいがファンに苦言(オリコン) - Yahoo!ニュース・
榊原ゆいがファンに「オタ芸は禁止」 こうして爆発。ヤフーニュースにいくと数万PVはあるという話ですから、相当なものでしょう。
これを取り上げた企業サイトの中の人の先見ですね。案の定2chは祭り常態。
公式サイトの掲示板もかなりの勢いで長文議論が交わされています。
LOVE×TRAX BBS おまけにMixiでは検索ワード1位。

とりあげられた記事だけしか見られていない現実
ニュースでとりあげられた記事はいつになく長いもの。
榊原の気持ち - LOVE×TRAX 榊原ゆい公式ブログ はてブも凄いことに。
はてなブックマーク - 榊原の気持ち - LOVE×TRAX 榊原ゆい公式ブログ ここで
公式ブログを見てみると、既に新しいエントリーがあります。
今日のメッセージ - LOVE×TRAX 榊原ゆい公式ブログ しかしこの記事はほとんどブクマされてません。
その前の記事も同じ。
ドリパ大阪! - LOVE×TRAX 榊原ゆい公式ブログ いかに凄い勢いで、単純に刺激的な記事だけが消費されたか分かります。
特定のページにだけ台風が通っていくようなものですね。
彼女にしか言えなかったかもしれない
まず今後一切、私が出演するステージでは
オタ芸といわれるものは禁止にしたいと思います。
オタ芸という名前が付いているだけで、
それが「迷惑行為」だという事に気づいて頂きたい。
純粋なファンの方は、あなたたちの変な芸を見に来ているのではありません。
普通、ここまでのことはなかなか言えないものだと思います。事務所の縛りとか色々あるはずですし。
ゆいさんがこんなことを言ってしまえるのは、恐らくは自由に発言できる立場だからではないかと考えてます。
というのも、彼女の所属事務所が結構特殊だからです。
まずここ
榊原ゆい - Wikipediaを見ると、所属が「LOVE×TRAX」となってますね。
次に彼女の公式サイトも「
榊原ゆいOfficialWebsite LOVE×TRAX」です。
そして所属事務所の公式サイト「
** LOVE×TRAX Office 公式HPにようこそ **」では、所属タレントが「榊原ゆい」さん一人だけ。
総合して考えると、恐らく彼女を重役の一人として設立した、彼女のための会社なのではないかと推測できます。
つまり
「彼女の発言≒事務所の方針」と考えていいのではないかと。
もちろんただの推測なので、全然違ったらごめんなさい。 こういう風に自分で自分をプロデュースしてる人だからこそ、今回の発言ができたのではないかと思います。
ひょっとすると
他の歌手兼声優さんの中にも同じようなことを言いたい人もいるかもしれませんが、とても言えないでしょう。
ちょうどいい所に弾が着弾
先日こんなことがありました。
【2ch】ニュー速クオリティ:【茅原実里】 激しく上半身を反らすなどの、キモオタの過激な応援行為で大迷惑。【オタ芸】 こんなことも。
【蒼紅ノキズナ】水樹奈々コミュ『ポンポン騒動』 また、動画を調べると……「
タグ検索 ヲタ芸‐ニコニコ動画(SP1)」こんな風に沢山出てきます。
テレビでも話題になったことがあるようですね。
元々、このところ「オタ芸」が話題になると同時に、問題視される部分が表面化してたようです。
ここにうまい具合に今回のゆいさんの発現が当てはまってしまった。だから爆発的な反応が出たんだと思います。
オタ芸師と暴徒を区別する
榊原さんは「オタ芸=迷惑行為」としていますが、ネット界隈の意見の中には「オタ芸とただの迷惑行為は区別すべきである」という話があるようなので、ここでは区別することにします。
迷惑行為で一般市民の生活を妨害するのが
「暴徒」で、そうでないものを「オタ芸師」と呼ぶことにしましょう。
例えばこの動画ですと、どこかのデパートか何かとおぼしき場所でコンサート中、ファンらしき集団の活動が繰り広げられています。
しかし、無知な私から見ても、これはただの迷惑行為です。つまりこれは「オタ芸師」ではなく「暴徒」ですね。
もし彼らが「オタ芸師」であるのならば、ゆいさんの発言に全面的に賛成せざるをえませんが、彼らはきっと「オタ芸師」とは別のものでしょう。
これは「
榊原ゆいは、絶対的に正しい。 - 【EX-SPECTATOR】by 冨田明宏」で触れられているような、
「”ヤンキー的なメンタリティーを発揮するオタク”」というものかもしれません。
ヤンキーオタクとかチンピラオタクとかオタクヤクザとか新しい用語ができそうですね。
私がこの興奮状態で激しく動いている集団を見て感じるのは脅威と恐怖です。
もし誰かが「うるさい」とでも注意しようものなら、
何をされるかわからないような空気が漂っています。
周りの人はよくこの場に留まってるものだなぁ……と感心してしまいます。私なら即逃げます。
仮にこれだけの数を排除しようとすると、相当な人手が必要になりそうです。
これはイベントがただの迷惑になってしまった、コンサートの開催者側の印象も悪いでしょうね。
邪魔な客がついてくるタレントだと思われれば、きっと歌手の仕事も制限されるでしょう。
オタ芸とビジネスと対立する理想
他の動画を見たところ「オタ芸師」というのは相当な数がいて、ひょっとするとこれだけで、小さなライブならある程度収益を得ることができてしまうのかもしれません。
であれば、そのような固定客との間で生まれる収益に頼る形で運営されているライブというのもあるのかもしれません。
「オタ芸師」が迷惑な存在ではないなら、そういった商売もまっとうなもののはず。
この場合ゆいさんは、
まっとうな商売をしている運営者のライブと、そのまっとうな客にケチをつけた形になるのかもしれません。
しかし一方で、
ゆいさんの語る「ライブ」も一つの理想のように思われます。
私はどちらかというとゆいさんの語るライブの方が楽しそうに見えますが、そんなものは個人の好みに過ぎません。
両者は相容れないものであり、互いに別の理想を持っています。
ゆいさんは
別の理想を自分の理想で否定した形になるわけです。
この対立する両者の存在によって、まだネット上の一部が紛糾している形になってるようですね。
外野の余計なお世話
ネット上での反応は、一部でかなり心無いものになっているようです。
ゆいさんを声優としてみるとき、元々差別されていた「アテ師」という職業の延長にあるこの「声優」業界においても、さらに差別があることをまざまざと見せ付けられます。
理想のために、危険なものを刺激した彼女への反応がこれです。
オリコンのような会社が出したニュースで煽られる形にもなっていますし、本人は相当な精神状態に追い込まれているのではないかと推察されます。
さらに、相手が
「”ヤンキー的なメンタリティーを発揮するオタク”」であることから、今後の活動にも何か支障が出るのではないかという懸念もあります。
榊原ゆい 「オタ芸は迷惑なのでやめてください」を見る限り、ヤンキーオタクやチンピラオタクやヤクザオタクの
威力業務妨害が常態化したりすれば、目も当てられません。
実際的な効力をもって理想を叶えようとするのであれば、人的・金銭的なコストもかかりそうです。
人の善意と、彼女と周辺の人物の対応がうまく働きますように……と祈るばかりですね。
いやもう、ほんとまるっきり外野から喋ってるだけで申し訳ないんですけど。
オレも昨日この件を知って、ゆいさんのブログ読んで、惚れまくりした。元は声優としてのゆいさんが好きなだけなのにな。昨日半日掛けてこのこといろいろ調べた。
【EX-SPECTATOR】by 冨田明宏さんの迫力満載な記事を読むことは楽しい。
それに、milktubのbambooさんも熱いコメント書いた。これでみんなゆいさんを応援すると嬉しいな。
ゆいさんはプロだ。