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→【after】


今年の1月か2月ごろ、クロスネットの新作「彼女×彼女×彼女」が発表され、八宝備仁氏の絵柄……特に塗りの大きな変化が話題になったことがありました。
11年前(1997)の「無垢 弐」の頃から買い続けていた絵師だったので、なかなか衝撃的なものがありました。今までもマイナーチェンジは繰り返されていたんですけど、私にとっては「不変」の代名詞みたいな絵師だったんです。でも今回の変化はかなり大いと感じてますね。別物に近いぐらい。
変わってないのは特徴的な身体のラインぐらいですかね。
一目で目に付く“塗り”の個性が最近のクロスネットだなーと思ってたんですが、この新作も相当なものだなと。
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一方、最近まだ活動しておられることを知った「メトラセ」のJOY RIDE氏の絵は、
12年前(1996)の「放課後恋愛クラブ」の頃からほとんど変わってません。
何が変わってないって塗りですよ塗り。粗めのブラシで単色の濃淡を塗り分けた感じの絵です。
ほんとに久々に絵を見て、不変っぷりに驚きました。
今回この記事を書く際、ここ
放課後恋愛クラブ -恋のエチュード- - Wikipediaを見て、これが「LIBIDO塗り」なんていわれてたことをはじめて知りました。
CGの「塗り」……
私はあいにく16色時代には縁が無いんですが、256色の頃から考えても今の絵は随分キレイになったと思います。業界全体を見ても、ここ10年でエロゲの塗りは大きく変わってるようです。
長くやってる絵師ほど時代の技術や流行に合わせて塗りも変わっていくものだと思うんですが、こんなに変わらない人がそのまま絵師として通用しつづけてるのが凄いなと。
あと
「あえて16色時代に戻る人」がいたら完璧なんですが、そんな奇特な人はいませんね(笑
こういう
Getchu.com:PCゲーム館・セールスランキングみたいなのを見ると、5月7日〜6月5日の売り上げで5位の「彼女×彼女×彼女」と23位の「メトラセ」と、大きく隔たりがあります。絵の訴求力にも隔たりがあるのかもしれません。
今回のケースだけを見れば、「時代に合わせて塗りを変えていく絵師の方が強い」という安易な仮説を立てたくなるところです。しかし考慮しなければならない要素が多すぎてなんともいえないですね。
絵柄を変えようと、変えまいと、消えていく人は消えていくし、残る人は残ってますから。
別にそんなことがいいたいわけではなくて、単に、
10年以上もエロゲ絵師としての歴史がある人たちが、違う道を歩みながら今も作品を作り続けている姿が、キレーに対比を作ってるナァ〜……とそれだけです。
蛇足
「無垢弐」は、今は割と珍しい、攻略の難しい調教ゲーでした。多分コンプしてません。
当時は不具合が多かった気がしますね。まともに動かなかったような記憶があります。
まだ公式サイトが残ってますね……潰れてますけど。
にくきゅうホームページ そういえば「めいKing」の大野哲也氏も、不変の絵師の一人ですね。塗りは恐ろしく綺麗になってますけど、キャラクターのデザインから受ける印象はほとんど変わってません。
「放課後恋愛クラブ」は、どちらかというとその派生の「放課後マニア倶楽部」の方が印象に残ってますね。キャラに黒い目線を入れてる絵が懐かしい。
思えばあの頃から「素材を使いまわして作品を複数出す」というスタイルが存在したんですね。今で言う「FD商法」に近いですが、マニア倶楽部は「凌辱サイド」の類です。
スキップ機能もなければ、テキストの表示も遅かったという、今だと考えにくい作品だったと記憶してます。
1996年といえば、WIN95が出たすぐ後ぐらいですから、ひょっとしたらまだPC-9801(だっけ?)用のエロゲとWIN用のエロゲが混在してた頃かもしれませんね。
変わりすぎたお方だと思います。
1989年に松文館から発行されていた漫画の単行本の絵は
正直な話、革命的に下手としか思えない位で、
めいkingでの絵の進歩振りはむしろ目を見張る程でした(笑)。